最近サブブログを更新できてないのと、とりあえずこのルールを1ヶ月やってみて何がしんどかったのかの言語化は必要だと思ったのでゆる〜く(?)綴っていこうかなと。
禁伝1体ルールと何が違ったか
1点目は、汎用性が高いのに性能としても頭抜けてる崩しが用意しやすくなった点。つまりは受けが成立せず、サイクルが回らなくなった。受けポケにマウント取られないのがこのルールの醍醐味な訳なんですけど、サイクル意識のザシアン軸を好んで使ってた僕にとってはとにかく痛かった。ほぼ同義で対面構築で満足いく結果を残せたことがないので対面構築を練習するところから始めなくてはいけなかったのも今期の出遅れの原因になった。
2点目は、プールが今までのどのルールよりも圧倒的に狭い点。禁伝という括りなら使える選択肢が増えたと言えるが、種族値のインフレが原因となり、メタ枠と呼べるポケモンがより一層限られてくるのが現状である。
普段の思考が環境をメタる側に立ってた自分にとっては選択肢が狭いことはメタ対象を絞りやすく追い風となる要素のはずだったが実際はうまくいかなかった。
思いつく原因としては、見た目の上ではメタ範囲は狭く済んでいるが、メタ対象となる禁伝の1体1体が壊れスペックなため、誤魔化し程度の中途半端なメタでは簡単に突破されてしまう。構築の6体で幅広い相手に対応できるようにするのが竜王ルールよりも余計に難しいので自分のやりたいことを押し通す構築の方がS27に関しては強かった。これに気づくのが遅く、強い伝説の組み合わせを見つける前にシーズンが終わってしまった。
1ヶ月の取り組み方
思い描いていた大まかなスケジュール
2/1〜2/15
思いついた構築を片っ端から使う
2/15〜2/21
伝説の組み合わせを3パターンぐらいに絞る
2/21〜3/1
1つに絞り構築の練度を高める
実際
2/1〜2/15
10個ぐらい構築作って試す
2/15〜2/21
ザシオーガ、ホウオウダイナは瞬間2桁に行けたのでこの2つに絞る
2/21〜2/25
1ロムずつ回した結果、ホウオウダイナの方がレートが伸びたのでホウオウダイナに絞る
最終日前日
ホウオウダイナで勝ちきれなくなりザシオーガの方にも手を出す
最終日
ザシオーガもホウオウダイナも中途半端だったので使用期間が長かったホウオウダイナを最終的に使用
2ロム合計で400戦回したり、育成のためにマイコンを導入するぐらいには真剣に望んでいたが、結果を見ると全てが中途半端に終わってしまったとしか言えない。
自分の作った構築があまりにも酷かった。
初手ダイマの噛み合いじゃんけん、電磁波&聖炎運ゲー、襷メタモンなどとにかく思考を放棄したポケモンしか使えなかったという部分が反省すべき点だった。構築内に勝ち筋を複数用意できなかったことだ今期の敗因。400戦やってこの構築が一番勝てるということになった僕の構築力にも問題がある。
この構築しか作れなかった原因も考えてみる。
思いつく大まかな原因は…
- 今まで同じ構築を使い続けることで構築作りというプロセスから逃げ続けた結果、強い構築の組み方がわからなかった
- HAザシアンを軸としたサイクルが使えなかったことにより自分が得意な戦い方を見失った
- 本来ならギリギリまで足掻くべきだったが、焦りからシーズン終了までに構築の完成が間に合わないと考えて、弱いと分かりきっていた脳死構築を試行回数で誤魔化す方針をとってしまった
HAザシアン云々は環境の問題なので自力でどうにかするのは難しいが、他の2つは自分にしか非がない。1は長期的な視点が必要だが、3に関しては短期的なメンタルと思考の両方に問題があった。この辺の自分のコントロールはいくつシーズンを重ねてもうまくなる気配が微塵もないが意識的に改善していきたい。
反省を踏まえて
ダラダラと書いてきたが要約すると
- ちゃんと頭使ってポケモンやろう!
- 苦手から逃げ続けても一生うまくならん!
結局は「自分が悪い」の一言に集約される。
ちゃんと考えた人しか勝てないというある意味で親切なゲーム設計なせいで、勝てなかった分は全部自分に返ってくるんすよね。考えてない奴は淘汰されるとても素晴らしいゲームです()
最後は冗談っぽく言ったけど反省会をするぐらいには悔しいしまだ向上心は失っていないと信じたい。ただ、このルールにモチベーションを保てるかはかなり怪しい。今期は勝てなかったから尚更。これからは6シーズンぶっ続けでやりことはないだろうけど、どこか1回ぐらいはもう一度真剣に向き合ってみたいと思います。
おわり